埼玉県商工会青年部連合会

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会長挨拶

令和7年度 スローガン「ありったけの愛心(まごころ)で紡ぐ地域と仲間たち」

白戸会長(2025)

埼玉県商工会青年部連合会 第28代会長の白戸 翔(しらと しょう)です。

世界を見渡せば、ロシアによるウクライナ侵略の長期化に加え、中東情勢の悪化など地政学的リスクが拡大しました。また、国内においても、人手不足の更なる深刻化、DX化への対応、働き方改革、さまざまなコストの上昇、賃上げに対する圧力などに悩まされ、悲観的に考えている方も多いかと思います。世の中のせい、他人のせいにして、日々を過ごすことは簡単ですが、それではいつまで経っても周りの環境に振り回されるだけです。

では、どうすれば周りの環境に振り回されなくなるでしょうか。それは、日々研鑽を積み、自己成長をしていくしかありません。社長の器以上に、会社は成長することができないという話を聞いたことがあるでしょうか。昨今、個人主義のような考え方をする人が増えてきています。そんな中、商工会青年部に入部している皆さんは、素晴らしい機会があるはずです。この商工会青年部という組織としっかりと向き合い、活動をすれば、必ず自己成長に繋がることがあります。

しかし、幽霊部員の方や何となくやっているという部員の方も少なくないでしょう。自己成長と共に、自分のかけがえのない地域や仲間のために何ができるかをまずは各々で考えてみましょう。きっとそれぞれに成長の機会や、地域貢献できることがあります。

スローガンの中にある「愛心」という言葉は、深い思いやりや誠実な心を表す重要な概念であると考えています。他者に対して真心や愛情をもって接することを意味し、地域社会やビジネスの場において、信頼関係を築く基盤ともなります。埼玉県商工会青年部連合会として、スローガン【ありったけの愛心で紡ぐ地域と仲間たち】を掲げることで、地域の仲間、地域の企業や人々とのつながりを大切にし、共に成長していく姿が強調されると考えています。愛心を持って行動し、地域のニーズに応え、商工業の振興に寄与してまいりましょう。

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